2006年08月28日

リーダーズ・アカデミー第二回イベント

8月27日は、キャリッジウェイ・リーダーズ・アカデミー(CLA)のセミナーを開催しました。

この組織は、私が主催はしているものの、運営は学生スタッフ(若手社会人を含む)がやってくれています。


当日は、藤井佐和子さんをゲスト講師にお呼びして、「上司マネジメントのためのコミュニケーション術」というテーマで講義をしていただきました。

後半は、現役サラリーマンの5名の方々をお呼びしてパネルディスカッション。


とにかく、セミナーが終わった時の感想は、まさに感無量でした。

ペアワークでの盛り上がりや、交流会の盛り上がりを見ていると、
今までの苦労がすべて洗い流された感じがしました。

熱い気持ちを持っている人は、日本中にたくさんいるはずです。
でも、一人一人がバラバラにいるから、なかなか燃え上がらない
のだと思います。

CLAという場を作ることで、
そんな熱が一挙に集って、沸点に到達した半日でした。

参加型であることの意味を改めて実感しました。



そして、スタッフの中のリーダーの峯岸さんの成長ぶりが非常に嬉しかったです。

最初はなかなかMLも活発にならず心配になりましたが、
いつの頃からかリーダーとしてのスイッチが入って、
プロマネとして先を読むことが出来るようになっていました。

タスクをどんどん挙げていく様子を見ていて、
非常に頼もしく思いました。

いつ助け舟を出そうかとハラハラしながら、
それでも我慢して口出しせずに待っていた甲斐がありました。


そして、体験の中でリーダーシップを体得してもらうという
CLAのコンセプトの有効性を実感しました。

これはいけますね。


他のメンバーも、それぞれの役割を果たしながら、
自分たちも成長していきましたね。

山屋さんは多くは語らないけど、
語ると熱くなって、みんなの気持ちを鼓舞してくれました。

最初から軸がぶれていなくて、本質を突いた意見を
たくさんしてくれたと思います。


実行力のある吉田さんは、
迷いながらもドキュメント作りなどをしてくれました。
アドバイスを素直に受け入れて改善する姿勢は
すごく共感が持てました。

また、多くの仲間を呼んでくれて、
すごく慕われているんだなぁと思いました。


上村さんは、セミナーを体験してもらって、
完全に火がついたようでとても嬉しかったです。
ひと皮ふた皮向けてきた感じがします。


あと私の得たものとして大きかったのは、
メンター役をしてくださった宮田さんの
チームの引っ張り方、育て方を見ることが出来たことです。

私とはスタイルの違うやり方でうまく全員をモチベートしたり、
まとめたり、個別の意見に対応したりするのを見て、
すごいなぁと思いました。

マネジメントの方法には学ぶものがたくさんありました。
なかなか他人のマネジメントは見ることができないものですので、
非常に貴重な経験をさせてもらいました。


さらに、スタッフになりたい方がセミナー後に現れたこと。
これが本当に嬉しかったです。

目指すべき方向は間違っていないんだと確信しました。
大きなうねりになって、日本を現場で支えるコミュニティに発展すればと
心から思います。


実は、数年前から「学生と社会人のギャップを埋める様なことは出来ないだろうか
?」
という問題意識があって、少し活動を始めました。
メルマガを発行したり、セミナーを開催したり。

しかし、キャッシュポイントもなく、運営も大変だったためやめてしまっていまし
た。

ですので、こういうボランティア的な活動は、
自分のビジネスがうまく行って、時間的・金銭的余裕が出来たらまたやろうかな
程度に考えていたのです。歳を取ってからのライフワークのようなものです。

しかし、今年の3月の終わりに、あるコンサルの方に助言していただいて、
「今井さんは若手ビジネスマンとか学生向けにコミュニティを作ったほうが良いよ」
と、まさに私がやりたかった方向性を言い当てたのです。びっくりしました。

「余裕はなくても、やるべきなんだ」と、
神の啓示のように思って、徐々に立上げの準備を進めて行きました。

ですから、この仕事は、私の人生の大きな部分を占めると思います。

ぜひ、CLAにご協力頂ければと思います。
posted by ターレス今井 at 01:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 伝えたい思い、遺したいこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月08日

自分に限界を感じることが、リーダーとしての器を大きくする

昔のことを思い出すと、
私はあまり人に感謝しなかったように思います。

なぜならば、ほとんどのことは「自分でもできる」
と思っていたからです。

電車に乗っても、和食を食べに行っても、仕事をしても。

店員さんや、仕事をするスタッフに対して、
ありがとうという気持ちが薄かったように思います。

それどころか、「オレだったらもっとうまくやるのに」
ということばかり思っていました。


しかし、企業で大きなプロジェクト複数を任されるようになり、
メンバーが30名を超えるようになってくると、
自分だけでは解決できないことがたくさん起こってきます。

小さなチームのときは、詳細までアウトプットイメージを伝えて
仕事を割り当てていましたが、
30名を超えると、大きな方針以外は権限委譲して任せて、信じる、
という仕事のスタイルに変わってきました。

すると、自分では想像していなかったような、
素晴らしいアウトプットを出してくれるメンバーが
たくさんいることに気づきました。

「ここで、こういう(ITシステムの)アーキテクチャにするのか!」
「そういう風にドキュメントをまとめると読みやすいな」

という驚きや感動がありました。

そこで、「これはオレには出来ないな」とようやく自分の限界を
思い知ることになったのです。


それからでしょうか、いろんな人に「助けてくれてありがとう」
と感謝できるようになったのは。

そして、自分の想像以上のものをメンバーと共に創り上げるという、
あるべきリーダー像がそこで分かりました。

メンバーを手足として扱うのではなく、
自立した頭脳の集合体として協力しあうことを覚えたということだ
と思います。


それ以来、電車に乗っても、
「毎日あんなに正確に仕事するのはオレにはできないなぁ。
運転手さん、電車を走らせてくれてありがとう」
と思いますし、

和食を食べに行ったら、
「毎朝魚を仕入れに行くなんてオレにはできないなぁ。
店員さんありがとう」
と感謝しています。


リーダーとは、万能な人間という意味ではありません。

自分の限界を知り、足りないところを補完してくれるよう
メンバーを活躍させるのがリーダーの責務です。

そして、助けてくれるメンバーに
自然と感謝できるようになれば、
リーダーに一歩近づいたということだと思います。
posted by ターレス今井 at 09:17| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダーの仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。