2006年05月23日

プロジェクト・リーダーという新しいピラミッドの頂点

個々の企業には、古くからの人的資源管理の体系があります。

社長を頂点とした、役職によるピラミッドがそこで定義されています。
一昔前であれば、このピラミッドの枠にすべての仕事を収めることができました。

ですので、現場の仕事のリーダーは係長(もしくは課長※企業により位置づけが違う)が担い、その統括を課長や部長が行うという非常にわかりやすい構図でした。

仕事に多様性がそれほど求められない時代はこれで問題ありませんでした。

しかし、徐々にこの構図が壊れていきました。

仕事を遂行するために必要な知識も多様化し、
多くの関係者が必要になります。

そうなると、既存の組織の枠を超えた人材の調達が必要になります。

そこで、会社の人的資源管理の体系とは別に、
プロジェクトチームが結成されます。


このプロジェクトチームこそ、
会社という組織に現れた、新しいピラミッドです。

今では、どこの企業でもほとんどがこの体制を取るようになりましたが、
一昔前までは、年に1つか2つの特別なことでした。


そこで、徐々に力を持つようになったのが、
プロジェクトリーダーです。

プロジェクトリーダーというのは、
ある程度若手が担うものですので、
肩書き上の権限はないことが多いでしょう。

しかし、プロジェクトの中身を把握し、
チームを掌握しているのは、
実質的にはプロジェクトリーダーです。

決裁権限が与えられていなくとも、
上司をマネジメントすることで予算もある程度
思い通りに使うことが出来ます。

そして、何より優れたリーダーには、
人がついてきます。

後輩や取引先、外注社員のサポートを得て、
そしてお客様からの信頼を勝ち取り、
プロジェクトを通じて自己実現と社会貢献ができる。

これがプロジェクトリーダーです。


今の会社組織を実質的に動かしているのは、
若手のリーダーです。

そして、今の世の中で、若手のビジネスマンが目指すべきなのは、
出世をして肩書きを得ることではなく、
「プロジェクトリーダーとして実績を作る」ということです。

なぜ、今は肩書きの時代ではなく、実績の時代なのか?

これは次回に続きます。

posted by ターレス今井 at 23:25| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | リーダーの仕事術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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